ぶどう

山梨県の主な『ぶどう』の品種と特徴

デラウェア

米国デラウエア州で育成されその名がつきました。小粒ではありますが、その食味は今でも日本人に好まれます。極早生品種で7月中旬頃から収穫されます。上品で豊かな甘み。種なしで食べやすいデラウェアは、日本で最も生産量の多いぶどう品種です。
<食べ頃>7月下旬~8月中旬頃

キングデラ

「デラウエア」を大きくした外観からその名がつき、見た目はデラウエアと似てますが、まったくちがう品種で「レッド・パール」に「マスカット・オブ・アレキサンドリア」を交配し生まれた品種です。味もまったく違い、種なしでデラウエアより大粒なので食べごたえのある品種です。
<食べ頃>8月上旬~8月中旬頃

巨峰(きょほう)

現在、最も栽培面積が多い黒色大粒種となっています。種あり栽培と種なし栽培があり、房の大きさも出荷形態により様々。香りと果汁たっぷりの人気の品種です。
<食べ頃>8月上旬~9月下旬頃

ピオーネ

ほとんどが種なし栽培で「巨峰」に比べ、果粒が一回り大きくボリューム感がある大粒の果粒です。果皮は濃い紫黒色ですが果肉は淡い緑色で、濃厚な食味です。
<食べ頃>8月下旬~9月下旬頃

シャインマスカット

酸味が少なく、皮ごと食べられるのが特徴です。今、一番の話題を集めている新しいぶどうです。外観はグリーンが鮮やかでマスカット香を放ち、大粒で種なし、甘みが強い品種です。
<食べ頃>8月下旬~9月下旬頃

ロザリオビアンコ

山梨県の育種家植原氏の育成種です。世界的に食味評価が高い2品種を親とすることから、外観・食味とも極めて優れています。外観はグリーンが鮮やかで大房。糖度も高く、酸味が少ない爽やかな甘みが特徴です。
<食べ頃>8月下旬~9月下旬頃

甲斐路(かいじ)

山梨県の育種家植原氏の育成種です。名前の通り山梨県を代表する晩生種です。種ありで糖度がひじょうに高く、マスカット香を放ち、赤色の果房が美しいぶどうです。独特のユニークなフォルムの大粒で果皮が薄く、果汁もたっぷりの品種です。
<食べ頃>9月上旬~10月中旬

甲州(こうしゅう)

1300年の歴史を持つ日本原産品種と言われており、源平の時代にまで遡る1180年代、山梨勝沼の地で発見された日本最古の栽培品種です。 生食とワイン用に利用されますが、種の周りの酸味が強いので、種ごと飲み込むことが地元流の食べ方です。とても果汁が多く山梨の露地ぶどうを締めくくる品種です。 甲州で作った「月の雫」は昔から続く銘菓になっています。
<食べ頃>9月中旬~10月下旬



山梨と 『ぶどう』 のオイシイお話

・山梨は日本一のぶどう王国!

山梨県は、全国のぶどう生産量の1/4以上を生産している日本一のぶどう生産県。主な生産地は甲府市/山梨市/甲州市(塩山・勝沼町)/笛吹市(石和町・一宮町)などで、収穫期には、ぜひぶどう狩りをお楽しみください。また、山梨はワイン生産量でも国内第1位の銘醸県で、全国シェアの約50%を生産しています。

・山梨の気候はぶどう栽培にぴったり。

山間(やまあい)の意味の峡(かい)に由来するといわれる「甲斐の国」山梨。その名の通り山々に囲まれて海をもたない山梨県は昼夜の温度格差が大きい内陸性の気候ですが、実はその一日の大きな寒暖差が、オイシイぶどうづくりには欠かせない条件なのです。

・ぶどうは身体にやさしい

ぶどうの甘みはブドウ糖と果糖によるもの。食後速やかに分解・吸収されますので、身体を動かす前や、勉強や仕事で頭を働かせる前に、良質のエネルギー源としておすすめです。また、ぶどうには利尿効果があるほか、腎疾患にも効能があるといわれています。さらに、'97年1月には米国イリノイ大学の研究グループが「ぶどうの果実などに含まれる天然物質レスベラトロルにはがん抑制の働きがある」と発表し注目を集めています。

・オイシイぶどうの見分け方。

果枝が緑色で太く、粒が揃っているものを選びましょう。また、新鮮なものは果皮の表面が果粉(ブルーム)と呼ばれる半透明の粉で覆われています。ぶどうの甘さは上から下へ進むので、「肩」辺りの粒が最も甘くなります。試食するときは一番下の粒で味見するのがよいでしょう。

・ぶどうと相性の良い食べ物。

ワインの最高のパートナーはチーズですが、生食用ぶどうもチーズとの相性は抜群。例えばフレッシュなクリームチーズと合わせるだけで、爽やかなデザートやお酒のつまみとして楽しめます。また、ぶどうは鳥肉にも意外と良く合いますので、野菜やチキンと和えてサラダにするのもおすすめです。